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あだち康史
あだち康史
衆議院議員
Profile
衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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一人でもできる「身を切る改革」=議員歳費の3割カット - 維新とは覚悟の異名 -

足立 康史

身を切るトップ安倍総理による突然の衆院解散・総選挙によって始まった選挙戦も終盤、維新の党は、数ある政策の中で「身を切る改革」を一丁目一番地(=最重要政策)に掲げて選挙戦を戦っています。

自民党政権が、消費税の増税(2017年4月に10%、景気条項なし)や年金給付の圧縮(マクロ経済スライド)、更には社会保険料率の累次の引き上げによって、国民に負担を押し付け将来世代に付け回しをする一方、国民との約束である国会議員定数の削減は忘れたかのように沈黙しているからです。

特に許せないのは、消費税率が5%か8%に引き上げられ国民の皆様に追加のご負担をお願いした本年4月、まさにその翌月である5月から、国会議員の歳費が20%(=25万円、年額ではなく月額)アップしているのです。国民の皆様が国の厳しい財政状況に向き合って下さり、日ごとに寂しくなる懐の中で毎日の生活をなんとかやり繰りして下さっている状況の中で、ひとり国会議員だけが、ひとり政治家だけが、ぬくぬくと懐を暖めているのです。

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国民を馬鹿にするにも程がある、そう思います。既存政党とその政治家に、地元では耳触りのいいことを言いながら、永田町では舌を出している政治家のなんと多いことか。

苦労や負担は、まず政治家が率先して背負い、その覚悟を示すことによって、行政に対し徹底した改革を求めていく、それでも足りない時に、他に手立てがなくなってどうしようもなくなった時に、最後に国民の皆様にご負担をお願いする、それが順番だと思うのです。

私が維新政治塾を通して、また大阪維新の会の地元議員の皆様を通じて教えていただいたのは、まさにそうした常識(永田町の非常識)であり、当たり前の政治家の姿勢でした。橋下市長や松井知事が自ら範を示してきた「身を切る改革」の内容をここで改めて繰り返すことはいたしませんが、私がまさに共感し呼応して身を切る改革に取り組んできたのは、維新の覚悟なのです。

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身を切る本文維新の党は、国会の、国会議員の「身を切る改革」と「徹底行革」で財源を生み出すとともに、「政治とカネ」に終止符を打つために、それぞれ8項目、6項目のマニフェストを公表しています。

しかし、残念なことに、維新の党だけでは国会で過半数を有していないため、これらの公約も絵に描いた餅、実現のための議員立法を国会に上程しても、選挙後の維新の勢力ではまったく相手にされないでしょうし、審議にも付されないまま店ざらしになること間違いありません。

ただし、それらの公約の中で、一つだけ、一人でもできる「身を切る改革」があることに気が付きました。そうです、議員歳費の3割カットです。もちろん、衆議院からは毎月歳費全額が議員個人の口座に振り込まれるわけですが、私は、そのうち3割を別会計にして、貯金することにしました。しっかり記録も残し、任期中は毎月、自らのHPで、その金額を、通帳の写しを公開することにいたします。いわゆる文書通信交通滞在費の領収書と併せて、公開してまいります。

歳費を3割カットしても、政治活動をしっかりやっていけることを示すためです。もちろん、その結果、貯まったお金をどうするのかは考えねばなりませんが、法の範囲内で、皆様に還元できないかと考えています。同じHP上で、適切な使途(処分方法)についてご意見を募集してもいいかもしれません。必ず実行してまいります。

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本稿の見出しに、維新とは覚悟の異名、と書かせていただきました。今回の総選挙で維新の勢力が減少してしまうとすれば、それは、やはり、国民の皆様に、私たちの覚悟の程が伝わっていないからだと考えます。

選挙戦もあと3日、この拙稿がどれほどの有権者に届くかは分かりませんが、維新の「身を切る改革」に関する私個人の考え方と約束をここにしたため、街頭での最後の戦いに出陣してまいります。がんばります!

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