1.「改革」の旗降ろした偽物維新

本日1月14日の衆院本会議。消費税の再増税や社会保険料の値上げ、更には年金支給額の切り下げといった厳しいご負担を国民の皆様にお願いしている中にもかかわらず、あろうことか全国の公務員に二千億円以上を投じて年度末ボーナスを支給するという、天下の悪法(=給与法改正案)が衆院を通過した。

私たち「おおさか維新の会」は、これからの日本、少子高齢化という大変厳しい時代に直面する中で「地方の再生と未来への責任」を果たしゆくためには、まずは政治が、次いで行政が、自らを律し「身を切る改革」を断行しなければならない、との信条から給与法改正案に反対したが、反対は少数で可決された。

もちろん、自公両党が「身を切る改革」に積極的ではないのは承知しているし想定の範囲内だが、驚いたのは「偽物維新の党」だ。本日の衆院本会議では、偽物維新の党も、労組に羽交い絞めにされている民主党や共産党と手を繋いで、給与法改正案に賛成票を投じ、完全に「改革」の旗を降ろしてしまった。

2.明日から「維新」掲げる資格なし

160114江田憲司HP私は、偽物維新の党が改革の旗を降ろすこと自体は(残念だが)仕方のないことだと思っているし、むしろ、結いの党と合流した過去の自分たちの不見識を恥じているところだが、どうしても放置できないのは、偽物維新の党が明日以降も“維新”を掲げ、性懲りもなく「身を切る改革」と訴え続けることだ。

普通の感覚なら、公務員の年度末ボーナス2千億円に賛成したその口で「身を切る改革」を訴えるなど出来るわけがないが、さすがは(本性を偽って大阪維新に近づいてきた)偽物維新、さっそく民主党との政策合意(国家公務員人件費2割削減等)をもって「「身を切る改革」が大きく前進した」と嘯いている。

民主党が胸を張って言う「国家公務員人件費2割削減」が労働協約締結権の付与とセットである「毒まんじゅう」であることは既に拙稿でも指摘した通り、一度しゃがんでジャンプする、茶番に過ぎない。彼らが明日以降も“維新”を掲げるなら、あらゆる機会を捉えて「偽者」との蔑称を浴びせ続ける所存だ。