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あだち康史
あだち康史
衆議院議員
Profile
衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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参院選、私たちは何と闘っているのか - 共産党と連携する「覚悟なき政党」たち -

足立 康史

1.大阪自民党候補者の「一流の人」発言

大阪自民党の皆さんの演説やフェイスブック投稿を見ていて感じるのは、彼ら彼女らは、いったい何と闘ってるんだろう、という疑問です。今回の参院大阪選挙区でも、厳しい!、勝たしてほしい!、と訴えてらっしゃいますが、大阪自民党は4人区に一人しか擁立してないんだから、最初から当選は確実なのです。

その大阪自民党の女性候補は、大学進学から東京を目指した出世志向の方で、その演説の内容をうかがっていても、結局、東京一極集中、中央集権の意識が極めて強い方です。目指すべき「世界都市」大阪のイメージも、「一流の人」が集まらなければならない、と説きます。「一流の人」って何なんでしょうか。

彼女が説く「一流の人」とは、国際的に著名な企業人、政治家、学者、「世界都市」のモデルは、ダボス会議を開催するスイスはダボス。大阪でもそうした「一流の人」が集まらなければ「一流」の「世界都市」にはなれない、と説きます。まるで根っからの大阪人は「二流」だと言わんばかりの上から目線です。

 

2.地方から生まれた唯一の国政政党

私たちは、確かに、口は悪いかもしれません。しかし、本音で直球勝負、言ったことは必ず実行します。府議会の定数を削減すると言えば、選挙で過半数をいただいた直後に実行。身を切ると言えば、歳費の2割カット、企業団体献金も禁止、文書通信交通滞在費の領収書もネットでの全面公開を継続しています。

私たち「おおさか維新の会」は、大阪での改革実績を引っ提げて地方から生まれた唯一の国政政党、大阪に本部を置く唯一の国政政党です。そして東京一極集中を是正し、大阪が東京と競い合うことができる、あるいは災害時にバックアップできる副首都大阪と、多様で活力ある日本を創るために結党しました。

この8年間、大阪維新の政治家が率先して身を切り続け、大阪の発展のために力を尽くしてまいりました。そして今回の参院大阪選挙区、共産党や民進党に貴重な議席を明渡すことにならないよう、2人を擁立しました。そのために2人目の公認候補者として立ち上がってくれたのが「高木かおり」候補なのです。

彼女は、共産党と共闘する大阪の自民党に愛想を尽かし、維新に馳せ参じてくれた覚悟の女性です。堺市に育ち、堺と大阪をずっと愛してきた大阪の女性です。大阪のみなさん。参院大阪選挙区は4人区です。自+公+維(一人目)に、残る1議席を維新の高木と共産党がデッドヒートを繰り広げていいるのです。

 

3.共産党に手を貸し続ける大阪自民党

大阪自民党の中山泰秀府連会長のことを橋下前代表が「アホボン」と呼んで批判したのは、参院選に先立つ6月12日、大阪自民党の中山会長が大阪市の国家予算要望会合という公式の場で事実無根の名誉棄損発言をしたためでした。彼は結局、吉村市長に謝罪もせずに逃げ回るばかり、ガソリーヌと瓜二つです。

「アホボン」こと中山泰秀府連会長は、6月12日の名誉棄損発言のみならず、フェイスブックでも、共産党と一緒になっておおさか維新批判を展開しています。6月29日には、吉村大阪市長からの質問文書に、逃げ回るしかできなかったのがよほど恥ずかしかったか、お門違いの吉村市長批判を展開しました。

「アホボン」こと中山泰秀府連会長曰く、昨年の国会で当時維新の党の衆院議員だった吉村市長が他の野党と一緒に安倍内閣不信任決議案に賛成したことを取り上げ、「安倍内閣を倒す為に、共産党とおおさか維新、野党連合が手を組んでいた」と喧伝、この方「アホボン」は本当にアホじゃないかと思いますね。

昨年の9月、私たちは、維新の党内の(その後、民進党に移籍した)松野執行部と切るか切られるかの政治闘争の真っただ中でした。私も安倍内閣不信任には反対であり、その旨公式に表明もしていましたが、あの局面で党議拘束を破って行動していたら、今の「おおさか維新の会」は存在しえなかったでしょう。

 

4.私たちは何と闘っているのか

私たち「おおさか維新の会」には、やるべき使命があります。未来への責任があります。橋下前代表が大阪維新の会を結成して以来の支持者に、その負託に何としても応えねばなりません。仮にいっとき後退するように見えるときもあるかもしれませんが、全ては結果を出す、実行するための臥薪嘗胆なのです。

ところが、国政の民進党と同様、大阪自民党には、大阪の与党「大阪維新の会」を批判する以外に、ビジョンもなければ覚悟もない。あるのは単に与党への嫉妬と保身だけです。大阪自民党は、仮に大阪選挙区で共産党候補が勝利して、それが理由に憲法改正の発議を阻まれたら、どうするつもりなのでしょうか。

そもそも、私は、マスコミの「改憲勢力」といった表現が余り好きではありません。だいたい憲法改正を決めるのは国民ですから、発議自体に反対するというのは、そもそも理屈が立ちません。例えば私たちは、義務教育のみならず広く教育の無償化を主張していますが、民共両党はそれにも反対なのでしょうか。

とにかく、日本の政治にあって、レッテル貼りや揚げ足取り、デマばかりの政党は不要です。共産党と連携するような覚悟なき政党は、有害ではあっても日本のためになることはありません。今回の参院大阪選挙区は、共産党を撃滅するためにも、党派を超えて、維新の高木かおりに勝利を、お願いいたします!

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