今日は、野党4党が安倍内閣不信任を衆院本会議に上程するというので、大事な地元の活動を事務所スタッフに任せて上京しましたが、誠に言い難いことながら、全く無意味でした。岡田代表による提案理由は支離滅裂で、江田憲司議員による賛成討論も、論評に値しない、いつもの自慢話とブーメランに終始。

一方の自民党、公明党、そしておおさか維新の会は、野党による不信任案に反対の討論をしましたが、必然的に民進党の“お粗末さ”を並べ立てる結果となりました。本来、内閣不信任を議論するはずの衆院本会議は、結果的に、民進党の政策立案遂行能力の無さを立証する研究発表大会になってしまったのです。

民進党の“お粗末さ”は、そうした議事録に残るものだけではありません。公党として、恥ずかしくて口にし難いレベルの失態も少なくありません。その一つが、ボリス・ジョンソンに係る「風刺画デマ」事件です。後述するリーマン・ショック「和製英語」事件とともに民進党失態の双璧を成している事件です。

1.ボリス・ジョンソン「風刺画デマ」事件

いずれも昨日5月30日、民進党が安倍政権に不信任案を突き付ける前日に事件は起こりました。第一は、民進党サミット関連調査チームの山井議員らが、タイムズ紙に掲載された英国次期首相候補ボリス・ジョンソンを揶揄した風刺マンガを、安倍総理を風刺したと間違って、デマを拡散してしまった事件です。

この事件が凶悪事件に数えられる最大の理由は、説明に呼ばれた政府の担当者が、「武士の情け」と思って、民進党の間違いを出来るだけこっそりしようと努めたにもかかわらず、山井議員がその場での開陳を求め、歴史に残る、恥ずかしい動画が、ユーチューブで拡散される事態を招いてしまったためです。

ある民進党の前議員はブログに「英国の高級紙The Timesは、安倍総理を指していると思われる風刺画で『Bloody Idiot』と表現しているが、柿沢未途衆議院議員が外務省に確認したところ、『程度のひどいアホ』というニュアンスの言葉だそうだ。まさに国辱もの」と書いていたが、民進党こそ国辱なのです。

私が許せないのは、民進党の議員が、週刊誌や匿名ブログ、挙句の果てに(読めもしない)英字誌の風刺マンガを引っ張ってきて、単に民進党の質問時間を使うならまだしも、調査チームと称する「揚げ足取り」専門チームを乱造して、国益のために懸命に働く官僚たちの体力と精神力を萎えさせていることです。

2.リーマン・ショック「和製英語」事件

もう一つ=リーマン・ショック「和製英語」事件も、同じ30日の夜に起こりました。かの優秀で通っているT議員(武士の情け、イニシャルに留めます)が、安倍総理がサミットで使った資料の日本語版と英語版を見比べて、日本語版にある「リーマン・ショック」との表記が英語版にないと噛みついたのです。

国民は、ツイッターの読者は、こうしたデマを決して見逃しません。T議員が「悪質な情報操作だ」!と噛みつくと、すかさず、「リーマン・ショックは和製英語」、「英語では”the financial crisis”と表現されます」と諭され、あえなく撃沈してしまったのです。

日本では、リーマンブラザーズが破綻するまで米国の不動産市場や金融業界で何が起こっていたかを知る人が少ない等の理由から「リーマン・ショック」と呼んでいますが、英語圏では2008年の“the financial crisis”と表現されるため、「それを踏襲しただけ」(外務省経済局)なのです。

‌昨日1日だけで、こんなに深刻な、国益を害する事件を引き起こし、今日はすべての衆議院議員を本会議場に釘づけにして、意味のない「恒例行事」(馬場幹事長)に時間を費やすだけの民進党は、本当に、どうしようもない政党です。タイムズ紙の『Bloody Idiot』を民進党に贈り、筆を置きたいと存じます。