私の国会(7日衆院総務委)での発言物議を醸しているようですので、一言、私の真意を申し述べておきたいと存じます。まず最初に、私の発言が不愉快な思いをさせたのであれば、同僚議員、政府、そして国民の皆様に謝りたいと存じます。そして本日の理事懇においても、その旨申し述べたところです。(報道ぶり)

「あほ」や「バカ」といった言葉が品位を欠いているとの指摘もご尤もです。私も(「あほ」かもしれませんが)「バカ」ではありませんので、それくらいのことは分かっています。しかし、ぜひご理解いただきたいのは、私がなぜ、そうした行動に出たか、どうして民進党を非難せざるを得なかったか、です。

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私の質問の前々日、すなわち5日の夜、国会は遅くまで、民進党の“小道具”作りに付き合わされている官僚諸君が出入りし、不穏な空気に満ちていました。もちろん、ここでいう“小道具”とは、民進党がNHKカメラの前で演じる“猿芝居”に不可欠の“小道具”=黒塗り資料=「のり弁」(玉木議員)です。

だいたい外交交渉の内容を公表できるわけがないんです。欧米の市民団体等も交渉テキストの公開を求めていましたが、それは交渉中の話です。ところが民進党は、交渉中はほとんど資料要求をせず、交渉が妥結し、いよいよ国会審議がNHK中継されるとなったら、その直前に要求をエスカレートさせたのです。

民進党も外交交渉の内容を公表できないことくらい分かっています。それを分かって要求するのが民進党であり、私が民進党を許せない理由でもあります。公表できないものを提出せよ、出さなければ国会審議に応じない、と恫喝すれば、政府は、夜なべしてでも全てを黒塗りにして出すしかないじゃないですか。

私たち「おおさか維新の会」は、民進党が要求する交渉「内容」ではなく交渉「結果」こそすべてであり、委員会では、当該「結果」が国民生活と地域産業にどう影響するのか、つまり「国益分析」の有無と当否を議論すべきだと主張してきました。しかし今回も民進党に邪魔をされて前に進めないでいるのです。

私にとってTPPは、大学時代の同期でもあり先月29日に一周忌を迎えた松田誠さんの形見のようなものです。民進党が政府にムリ筋の要求をし消耗させ、NHKテレビの前で民進党議員が繰り返し繰り返し「のり弁」を掲げて国会の品位を貶める、それを指をくわえて見ているなど私には出来なかったのです。

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繰り返しになりますが、私の発言が品位を欠いていたことは否定しません。しかし、自民党も民主党政権時代に野田総理を「おバカ」と呼び、民進党の柿沢議員も政府機関を「あほ」呼ばわりし、それらが国会議事録に残っているのです。どうして仲間の発言は不問に付し、私には「懲罰動議」なのでしょうか。

民進党は共産党と手を結んで、日米同盟の維持強化を“戦争”と呼び、アジア太平洋の平和の基礎となるTPPの審議では“のり弁”掲げて国会の品位を貶める。北海道では政権を、京都3区ではおおさか維新の会をデマと中傷で攻撃する。民進党による懲罰動議こそ懲罰に値する、と断じざるを得ないのです。