本日2月12日朝の衆院予算委理事会において、辻元清美衆院予算委野党筆頭理事から添付の議事録について削除要求があったところ、日本維新の会として、拒否するとともに、以下の意見および質問を昼の理事会に提出しました。(提出した質問書

私は、もう少し穏健な内容でもよいのではないかと指摘しましたが、予算委員である藤田文武代議士は、民主主義に反する暴挙を許せない、足立先輩への攻撃を許すわけにはいかない、と強硬。私も、当事者として藤田代議士とともに辻元清美氏に真摯な回答を求めてまいります!

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議事録の削除要求について

本日2月12日の衆院予算委理事会において、辻元清美衆院予算委野党筆頭理事から添付の議事録について削除要求があったところ、日本維新の会として、拒否するとともに、以下の意見および質問を理事会に提出する。理事会として、辻元筆頭理事に真摯に回答するよう促していただきたい。

まず、会派の議席数に応じた質問時間が確保されることは民主主義の基本であり、少数会派の発言時間が十分に確保されるべきことは立憲民主党はじめ野党が常々主張してきたことである。日本維新の会は、そうした民主主義の大原則が守られることを前提に、慣例に則り、理事会における筆頭間協議を認め、同協議を野党筆頭理事たる辻元理事に委ねてきたところである。

ところが、野党理事は、質問者である足立康史衆議院議員が辻元理事のブログおよび足立議員のブログの題名を紹介しただけで立ち上がり、足立議員の発言を制止するよう委員長に働きかけた。また、続けて、足立議員が衆院予算委における野党の質問時間配分に係る事実をパネルで紹介したことにも異議を申し立て、足立議員の発言を制止するよう委員長に働きかけた。

金田勝年委員長が円滑な議事運営を確保する観点から行った議事整理については、足立議員も一貫して尊重する立場を表明し、実際に粛々と従ったところであるが、辻元理事ら野党の理事たちが足立議員の発言を制止しようとした理由は、依然として不明である。

第一に、足立議員が紹介した辻元理事のブログは、実際に、辻元理事の公式ホームページに現在も掲載されており、その表題は、足立議員が言及した内容と同旨の『足立議員のいう「辻元清美の疑惑」は全てデマ』(2017.11.17)となっているなど足立議員の発言は事実に即したものであることは明らかである。辻元理事は、何よりも先に、なぜ異議を申し立てたのか、自ら申し立てるのではなく野党の次席理事に指示をして足立議員の発言を制止させたのは何かやましいことがあったからではないのか、明確に説明をすべきである。自らの疑惑について議論されることを回避するために野党筆頭理事の権限を行使したのであれば、到底、看過できるものではない。理事会として厳正に対処すべきである。

第二に、金田委員長の差配に従い、足立議員は直ちに辻元理事のブログの話題を控え、野党の質問時間配分に係る事実を記したパネルの紹介に移った。同パネルは、事前に理事会で承認を得たものであるにもかかわらず、辻元理事は自ら立ち上がり、同パネルを使用した足立議員の発言を制止するよう委員長に働きかけた。足立議員が金田委員長の議事整理に粛々と従ったのをいいことにして、この度、当該議事の記録を全面削除するよう要求してきたのである。これこそ言論を封殺しようとする暴挙であり、民主主義にもとる行為である。私たち日本維新の会は、辻元理事による議事録削除要求を拒否するとともに、反省と謝罪を求めるものである。

なお、日本維新の会の質問時間が「減らされ」たのか、あるいは、国民民主党の質問時間が「増やされ」共産党の質問時間が大幅に「増やされ」たのか、については、既に理事会で議論が尽くされたように、解釈の問題であり、いずれの解釈が、正しい/間違っている、といった結論を得ることは困難である。

そもそも、足立議員の当該発言に対しては、立憲民主党の委員席から「自分たちの態度が悪いからだろ」といったあるまじき野次がなされるとともに、同党幹部が「国民は首相指名選挙で(立民の枝野幸男代表に)入れてくれた。維新ももっと共闘してくれれば」(産経新聞2021.2.5)と語ったと報じられている。そうした政局的な思惑を背景に質問時間が左右されることがあっては断じてならない。こうした野次および報道内容については、誰の発言であるか等事実関係を調査し理事会に報告させるとともに、政党のスタンス等により質問時間が左右されるような暴挙が許されるのか、立憲民主党には明確な説明を求めたい。

仮に、本件について、辻元理事が自らの一方的な解釈に従い議事録削除を求めるのであれば、私たち日本維新の会は、辻元理事を野党筆頭理事として認めることは出来なくなる。辻元理事におかれては、日本維新の会を含む野党全党全会派の意見を代表して筆頭間協議に臨むという野党筆頭理事としての責任を果たす意志と覚悟があるのかないのか、改めて明らかにすべきである。

令和3年2月12日
日本維新の会 衆院予算委員
藤田文武