伊藤詩織さんが、すみとしこ氏に続いて自民党の杉田水脈衆院議員を相手取って東京地裁に提訴したのを機に、改めて(リテラの記事等をリツイートしつつ)山口敬之氏と私との関わりについても言及されることが増えてきましたので、伊藤詩織氏と山口敬之氏との係争について、私の立場を明確にしておきたいと存じます。

第一に、私は、私人間の争いについて論評する立場になく、するつもりもありません。原発差し止めなど公共性の高い争いなら別ですが、山口氏と伊藤氏何れの主張が妥当なのか私には判断のしようがないからです。

第二に、他方、ある人物が民事であれ刑事であれ係争中だからと言って、それだけを理由に、その方と距離を取るつもりもありません。そんなことを言ったら誰とも付き合えなくなります(笑)。但し、一定の司法判断がある場合には、それを踏まえ個別に判断してきたし、これからも慎重に判断していきます。

そうした観点から、問題になっている公開収録(報道特注 第一回ファンクラブ公開収録撮って出しSP)について言えば、同番組で山口氏とご一緒したことについて問題があったとは今も考えていません。山口氏は2016年7月の東京地検、収録の前月17年9月の検察審査会を経て司法判断としての不起訴が確定していたからです。

但し、乾杯は不注意でした。あの乾杯の半分は直前の総選挙のお祝いだと言っていただいたため、受ける立場として拒む余地は少なかったのですが、もう半分は山口氏不起訴確定のお祝いも兼ねたものであったため、今から思えば軽率だったと考えます。伊藤氏が不快に思われたなら、お詫びしたいと存じます。

そして昨年12月18日、山口氏を相手取った損害賠償請求訴訟の判決公判が東京地裁で開かれ伊藤氏が勝訴しました。もちろん一審に過ぎず未だ判決が確定したわけではありませんが、先述の足立ルールに基づき同番組への出演を自粛することとし、その旨を明らかにした次第です。

なお、報道特注への出演を自粛した背景には、番組を制作する放送局が、他の番組とはいえ山口氏とはすみとしこ氏を出演させていた経緯がありました。しかし、その後、同放送局が両氏の出演を差し控えていることを、私なりに前向きに評価し、出演自粛を解除している旨、ここに付言しておきたいと存じます。