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あだち康史
あだち康史
衆議院議員
Profile
衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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大阪で維新が勝ち続ける3つの理由 - 大阪自民の人材不足は“末期的” -

足立 康史

昨日7月24日に投開票された大阪府門真市の市長・府議ダブル選挙は、宮本一孝氏らの大阪維新の会の圧勝となりました。先の参院選大阪選挙区でのダブル当選も含め、支持者の皆様のお力であり、私たち維新の議員は、改めて団結し国民の負託に応えていかねばならない、そう気を引き締めているところです。

私たち維新にとって、選挙で勝利して「よかった!」「バンザーイ!」と喜ぶだけではダメ。大阪選挙区の勝利を受けて「ガンバロー!」と皆で決意を唱和したのに象徴されるように、選挙はゴールではなくスタートです。大変な仕事、責任が待っているわけですから、緊張感もって覚悟を固めるるべきなのです。

その上で、どうして大阪維新の会は、昨年5月の都構想の否決にもかかわらず躍進を続け、逆に大阪自民党の弱体化は止まらないのでしょうか。私見とお断りをした上で独断と偏見で申し上げれば、1)維新の実績と覚悟への支持が続く一方、2)自共共闘への抵抗感、3)大阪自民の人材不足、が深刻なのです。

1.維新の実績と覚悟への支持

まず、第一の実績と覚悟。言うまでもなく、この8年間の橋下・松井府政と橋下・吉村市政を議会側から支えてきた大阪維新の会の議員団の働きは、改めて紹介するまでもなく、凄いです。府議会で過半数を確保した直後に議員定数2割削減を断行、こんなことをやった政党は日本の政治史でも前例がありません。

昨年5月の住民投票で都構想が否決されたのを機に橋下前代表が政界を引退されたことも大きかったと私は感じています。民進党の代表が参院選で2/3阻止に失敗しても知らん顔してるのと対極にある、この責任の取り方。大阪の有権者は、間違いなく以前より真剣に選挙に向き合って下さっていると感じます。

大阪の有権者が以前より真剣に選挙に向き合って下さっている証拠に、門真市長選挙の投票率は39・38%(前回27・77%)に跳ね上がりました。もちろん、前回が低すぎたのですが、一般市の首長選や議会選挙では決して珍しいことではありません。低投票率は政治の責任であると肝に銘じるべきです。

2.自共共産(野党共闘)への抵抗感

第二は、明らかに共産党の影響です。国政で共産党の志位委員長が、いわゆる「国民連合政府」を提唱し国政選挙での選挙協力を呼びかけたのは昨年の9月29日ですが、大阪で自民党と共産党の共闘が本格化したのは、その半年前、5月17日に実施された都構想の住民投票に向けた運動においてでありました。

都構想は僅差で否決をされたわけですが、その後の半年間、結局、大阪自民党が選挙で約束した「大阪会議」なる対案を真面目に運用しなかったため、半年後11月22日のダブル選挙では、松井知事が2百万票(得票率64%)を集め、共産党と共闘するために自民の看板を下ろした栗原候補を圧倒したのです。

皆様は、なんで大阪自民党は共産党との共闘を止めないのか、と疑問を持たれるかもしれませんが、選挙というものは、そう簡単ではないのです。小選挙区で数万の票を上積みしてくれる組織政党と一度でも共闘すれば、毛細血管が繋がり、二度と切れないのです。民進党の保守系も然り、大阪自民も然り、です。

3.大阪自民の人材不足

最後に、大阪自民の人材不足。アホボンこと中山泰秀大阪府連会長の“どこ”がアホボンなのかは橋下前代表のツイッターをご覧いただければと存じますが、政治家として以前に人間として恥ずかしいです。昨夜の大阪は門真市長選挙でも、敗戦のとたんに逃亡、『松川るいさんと、やすトラダムス。』ですから。

中山泰秀の「やすトラダムス」というのは深夜ラジオ、自民党の議員ばかりを単騎でゲストに迎える“不公正”番組。門真の開票日の夜も、わざわざ参院選で辛勝した松川るい氏をゲストに迎え「ポケモンGO」で大盛り上がり。ツイッターでも、敗戦の弁もなにも無し、支持者を馬鹿にするにも程があります。

結局、大阪自民党も国政民進党も、格好いい場面では前に出ますが、格好悪い局面では雲隠れ。そういえば,ツイッターで松井知事に絡むしか能のない箕面の自民府議も、北急延伸には触れてもダイオキシン問題には知らんプリ。結局、アホボン府連会長も箕面の自民府議も格好だけ、中身は“空っぽ”なのです。

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衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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