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あだち康史
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衆議院議員
Profile
衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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“とっちゃん坊や”民進党に欠けているもの - 維新発祥の地・京都3区から「覚悟の政治」実現を -

足立 康史

維新発祥の地京都は伏見区での京都3区補選<森なつえ>の出陣式に駆け付け、その足で上京したものの、おバカさん民進党のTPP審議拒否の影響で、すべての委員会審議がストップ。私は民進党アホ発言の同じ日に行った原子力に係る質疑の続きを展開する予定でしたが、国益にもとる事態がが続いています。

民進党は、日本の“国益”について議論すべきTPP特別委員会の審議を拒否し、国会活動全体を止めて“国益”を棄損しています。彼ら彼女らがこうした暴挙に出ている理由は一つ、本日告示された北海道と京都の補選に向けた印象操作、パフォーマンスに尽きます。民進党は本当にアホでいらっしゃいます。

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さて、先週の会見で民進党の安住国対委員長が(私の民進党あほ発言に対し)「特定の政党に対するひぼう中傷は、度が過ぎた場合は院の品位に関わる」と指摘したと報じられていますが“おかしい”と思いませんか。安保国会で民進党は暴力ふるいプラカード掲げた、もちろん、委員長の制止を振り切ってです。

野党は何をしてもいい、プラカード掲げてもいい、暴れてもいい、委員長にケガをさせても、懲罰に付されることはありませんが、政府与党(とその一派?)は一切だめ。少しでも「野党第一党様」のご機嫌を損ねたら、法案審議を拒否されたり懲罰動議を連発されたり。与党は大人で野党は子ども?、酷い話です。

要すれば、日本の国会は、2016年になっても、原発事故を経ても、安全保障環境が激変しても、「55年体制」の“慣行”を払しょくできていないのです。政権を担当する自民党は“大人”、じっと我慢し忍耐の一字。反対に万年野党民進党は“子ども”、暴力でも何でも許される、これが今の国会なのです。

おおさか維新の会は、そうしたプロレスごっこはもう止めましょう、そんな茶番はもう止めましょう、内向きのお花畑で遊び呆けていると、国民を守ることもできないし、未来への責任を果たせませんよ、と言って、橋下徹前代表、松井一郎代表のもとに集った覚悟の集団、まったく新しい政治集団なのです。

これからの国会は、単に1)政府をチェックする機能、だけではなく、2)(政権交代をも念頭に)野党第一党をチェックする機能、更には、3)自公/民共/おおさか維新、といった三極間で、国益に関するしっかりした議論を深めていくことです。私の焦点は2)ですが、本当にやりたいのは3)なのです。

衆院の定数削減する選挙制度改革も、揉めているように見えますが、実はプロレスごっこしているだけ、去年の簡易調査に基づく10削減に留まるでしょう。であれば、いっそのこと国会議員の歳費を3割削減したらどうでしょうか。それくらいの覚悟もない政治に日本を任せることなど出来るはずがありません。

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政治維新の精神的指導者である吉田松陰先生曰く、「末の世において道義を実践したならば、必ずその時の人々から、極端だといわれるであろう。もしまた、世人から極端だといわれるくらいでなければ、決して道義ではないのであって、すなわち世俗に同調し、濁った世に迎合したものにすぎない」のだ、と。

おおさか維新の会は絶対にあきらめません。大阪で実現した改革を、改革の精神を全国に展開し、平成の維新を必ずや成し遂げます。国会を、真の意味で国益を議論する場に変革してまいります。“とっちゃん坊や”安住さんにどう言われようと、55年体制の亡霊=民進党に止めを刺していく必要があるのです。

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