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あだち康史
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衆議院議員
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衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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あだち康史のコラム column

民主党の新しい看板は「鶏鳴狗党」が相応しい ー 憲政史上初“野党間”懲罰動議は一生の誉れ -

足立 康史

1.馬場幹事長「野党でもない」の意味

3月1日に平成28年度予算案が衆議院を通過した。私も予算委員の一人とし国会審議に臨んだが、「おおさか維新の会」初陣への支持者のご期待にどこまで応えられたか心許ないし、反省すべき点も少なくない。しかし旧態依然とした国会に新しい風を吹き込むことはできたと思う。

通常国会冒頭1月6日、衆院本会議で代表質問に立った馬場幹事長が「与党でも野党でもない新しい政党を目指す」と宣言すると、民主党は、ここぞとばかりに野党に傾斜配分されている私たちの質問時間を奪い取り、なんと自分たちで使ってしまった。野党第一会派の責任放棄、民主党がオワッタ瞬間だった。

言うまでもなく、私たちが「野党でもない」と表明したのは、「民主党のような野党」ではない、一線を画するという意味であって、自公政権に参加していないのだから「野党」でないはずがない。本当に、ウィットも分からない、戦略もない、政策もない、覚悟もない、人材もいない、情けない政党である。

2.民主党は違憲集団、嘘つき政党

私が民主党に敵意を隠さない理由は一つ。彼ら彼女らが、言ったことをやらず、やらないことを言う、要は「嘘つき」だからだ。反対に安倍政権は、言ったことはやり遂げるし、やらないことは言わない。私たちは、自公政権と対峙し選挙で戦う立場であるが、少なくとも彼らは、正直であり、ウソは言わない。

先の質問時間の問題は、深刻である。民主党をはじめとする野党5党は、安倍政権や橋下維新を憲法違反とか独裁とか言って批判してきたが、国民の負託を受けて国会で活動する議員の発言権、質問権を、野党筆頭(野党第一党)であることを笠に着て、奪ってしまった。最大の違憲集団こそ民主党なのである。

民主党や偽新の党の分かりやすい最新のウソは、企業団体献金をもらいながら、企業団体献金は廃止する法案を提出する(民主党)、国家公務員給与を引き上げる年度末特別ボーナス法案に賛成しておきながら、国家公務員人件費を二割削減すると胸を張る(偽新の党)。まことに小賢しい「鶏鳴狗党」である。

3.新党名は「鶏鳴狗党」が相応しい

「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」いうのは、にわとりの鳴きまねをして人を欺いたり、犬のようにして物を盗んだりする卑しい者、という意味だ。小策を弄ろうする人や、くだらない技能をもつ人、つまらないことしかできない人の例えであり、「鶏鳴狗党」こそ民主党の本質を表した党名であると提案したい。

「鶏鳴狗党」の山井、柿沢両代議士が、予算審議も終盤の2月26日、私に対して「懲罰動議」を提出してきた。質問時間を奪ったのもそうだったが、野党が野党に対し懲罰動議を出すのも、憲政史上はじめて、有り難いことである。「鶏鳴狗党」による懲罰動議は一生の誉れ、額に入れて飾っておくつもりだ。

もちろん、郷原公述人に対する非礼は、民主党批判が高じて、その「火の粉」が飛んだもので、心から反省している。既に公聴会後にも直接非礼を詫び、予算通過を機に往訪し謝罪することも申し入れた。その上で、嘘つき政党「鶏鳴狗党」については、どこまでも(看板を変えても)追及し続けていく所存である。

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衆議院議員4期、大阪9区支部長。日本維新の会憲法改正調査会長、国会議員団政務調査会長、幹事長代理、コロナ対策本部事務局長等を歴任。1965年大阪生まれ。茨木高校、京都大学、コロンビア大院。水球で国体インターハイ出場。20年余り経産省に勤務し欧州に駐在。東日本大震災を機に政治を志す。
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